夜間に車を運転中、歩行者が見えなくなってしまう現象をご存知でしょうか?
今回は、車で走行中に注意したい「グレア現象」についてご紹介します。ドライバーと歩行者がそれぞれ気をつけることも併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
グレア現象とは?
グレア現象(蒸発現象)とは、夜間に自分の車のライトと対向してくる車のライトが交錯することで、その間にいる歩行者が突然見えなくなってしまう現象のことです。
信号のない横断歩道を渡っている歩行者や自転車などがグレア現象で見えなくなってしまうと、交通事故の危険性が高まり、大変危険です。歩行者などが明るい服や反射板を身につけていても、見えなくなる危険性があります。
雨の日は特に危険?
雨の日は、濡れた路面にライトが乱反射するため、特にグレア現象が発生しやすくなります。歩行者だけでなく、センターラインや停止線なども見えにくくなる場合があるため、雨が降っているときは特に注意が必要です。
ドライバーが気をつけること
グレア現象は自然現象ですので、発生は避けられません。ドライバーは、夜間は特に「人がいるかもしれない」と考え、スピードを落として慎重に運転することが大切です。
歩行者が気をつけること
グレア現象によって「ドライバーから見えていないかもしれない」と意識して横断歩道を渡りましょう。横断歩道以外の場所から道路を渡ることは大変危険です。
まとめ
出典:
「蒸発現象」群馬県警察