空から降ってくる、5mm以上の氷の塊がひょう(雹)です。5cm程度の大きさであれば、時速100km以上のスピードで落下するため、ケガや命の危険もあります。短時間で発生することが多く予測が難しいので、発生時の対応を知ることがとても重要です。
今回は、ひょうから身を守る3つのポイントをご紹介します。
<ひょうから身を守る3つのポイント>
- 兆候を把握する
- 屋内や物陰で身を守る
- 運転中は屋内駐車場に避難する
1. 兆候を把握する
ひょうから身を守る1つ目のポイントは、ひょうが発生する兆候を把握することです。
「巨大な積乱雲が発生して空が暗くなる」「雷が発生する」「大粒の雨が降る」といった兆候が見られたら、ひょうが降ってくる可能性があります。気象庁では「雷注意報」でひょうに関する気象情報を発表しているためチェックすることも大切です。
2. 屋内や物陰で身を守る
ひょうから身を守る2つ目のポイントは、屋内や物陰に避難することです。
ひょうは氷の塊ですので、頭や身体に当たったら大ケガをする可能性があります。ひょうが降ってきたら、屋内や物陰に避難し、身の安全を確保してください。近くに建物がないときは、かばんなどで頭部を守ります。
建物内に避難する場合は、窓ガラスのそばにいると危険です。自宅であれば、窓ガラスの破損に備えてガムテープを備蓄しておくことをおすすめします。
3. 運転中は屋内駐車場に避難する
ひょうから身を守る3つ目のポイントは、もし運転中にひょうが降ってきた場合、屋内駐車場に避難することです。ひょうによって、車体に傷がついたり、フロントガラスなどにひびがはいったりすることがあります。
屋内駐車場がないときは、路肩に駐車して安全を確保しましょう。
まとめ
出典:
「ひょうから身を守る」市川市
「群馬・高崎市でひょう観測 車のフロントガラス割れる」TBS NEWS DIG