警視庁の調査によると、歩行中の小学生の死者・重傷者は2019年から2023年の5年間で、2,011人に上っています。特に、小学校に上がったばかりの1年生の事故件数が多く、6年生の約2.9倍です。
また、同じく警視庁の「小学生の交通人身事故発生状況(令和6年中)」によると、歩行中の交通事故の約半数が自宅からの500m以内で発生しているとのデータもあります。
今回は、子どもに伝えるべき交通事故の対策として、3点ご紹介します。
ぜひチェックして、子どもを交通事故から守りましょう!
<子どもに伝えるべき交通事故の対策3選>
POINT 1. 車が止まってから渡る
POINT 2. 左右を確認する
POINT 3. 頭を出して確認する
POINT 1. 車が止まってから渡る
子どもに伝えるべき交通事故の対策1つ目は「車が止まってから渡る」です。
交差点では信号が青でも、右折や左折のため、横断歩道に車が進入してきます。大人よりも背が低い子どもは車の死角に入りやすいので、車が止まってから渡るように教えましょう。
POINT 2. 左右を確認する
子どもに伝えるべき交通事故の対策2つ目は「左右を確認する」です。
見通しの悪い曲がり角などは、車や自転車が急に飛び出してくることがあります。必ず立ち止まって、左右を確認する動作を教えましょう。
POINT 3. 頭を出して確認する
子どもに伝えるべき交通事故の対策3つ目は「頭を出して確認する」です。
駐車中の車がそばにある横断歩道を渡るときなど、車が壁となり、進行中の車やバイクからは子どもが見えません。左右を確認するときは、先に頭だけを出して確認する動作を教えましょう。