プレスリリース(2021年)

2021年3月25日

中小企業の経営者を支えて50年 「経営者大型総合保障制度」の新商品「大型保障総合型Vプレミアム」を発売 Launch of new product ‘Comprehensive Type V Premium’ for Keyperson Insurance Program Marking 50 years supporting SME business owners

大同生命保険株式会社(以下「大同生命」)とAIG損害保険株式会社(以下「AIG損保」)は、公益財団法人全国法人会総連合(以下「法人会」)および公益財団法人納税協会連合会(以下「納税協会」)との提携50周年を記念して「経営者大型総合保障制度」総合型Vの商品改定を行い、『総合型Vプレミアム』を4月2日から発売します。

「経営者大型総合保障制度」について

「経営者大型総合保障制度」は、中小企業の経営者をあらゆるリスクからお守りするために、法人会・納税協会の会員企業向けに1971年に誕生しました。ニクソンショックによる不況の当時、法人会・納税協会の「会員企業を守りたい」という想いのもと、中小企業を支援する新たな制度を検討していました。その要望に応え、中小企業向け生命保険のパイオニアである大同生命と、企業保険に関するグローバルなノウハウを持つAIG損保がタッグを組み、中小企業経営者の万一や病気、ケガの際にも、企業の安定した経営と存続を支えるために、当制度は創設されました。生損保のタイアップ商品は、それまでの保険業界の概念をくつがえす商品であり、今日まで50年の間、中小企業の皆さまにご好評いただくと共に、中小企業を取り巻く環境の変化に合わせてバージョンアップを重ねてきました。

改定内容について

当制度の主力商品である経営者大型総合保障制度「総合型」は、大同生命の「生命保険」とAIG損保の「損害保険」がセットとなっており、法人を契約者に、経営者や役員などのリスクを補償する経営者保険です。今回はその損害保険部分(ベーシック傷害保険)を改定し、経営者や役員をとりまくリスクの多様化に対応するために「役員賠償リスク」なども補償可能となりました。

  1. 「会社役員賠償責任補償特約(マネジメンドガード)」を新設
  • 傷害保険の特約としては業界初*1
  • 一般的な会社役員賠償責任保険が会社の経営陣全体を補償するのに対し、被保険者である特定の役員1名を補償するのが特徴
  • 経営判断、従業員の不正行為の管理責任、ハラスメントなどを原因とする、中小企業の経営者や役員への損害賠償に対する備えが可能に
  1. 「事業継続・事業承継相談費用補償特約」を新設
  • 経営者や役員が特定感染症を発病した場合の対応や風評被害の防止について、契約者が負担した相談費用や、消毒・検査費用などを補償
  • 経営者や役員の名誉棄損などの人格権侵害に対応するために、契約者が負担した危機管理対応や弁護士などへの相談費用も補償
  • 経営者の死亡や重度の身体障がい、認知症等により、事業承継を検討する場合の弁護士や税理士等への相談費用や、コンサルティング会社への着手金などを補償
  1. 「疾病入院医療費用補償特約」の改定
  • 入院費用が、日帰り入院も補償対象に

 

両社からのコメント

大同生命の代表取締役社長の工藤 稔は次のように述べています。「大同生命は、低廉な保険料で大きな保障が得られる定期保険が企業に最適な商品であると考え、1970年より定期保険の開発・企業向けの販売に注力してきました。また、1971年に経営者大型総合保障制度誕生後、AIG損保と共に、時代に合わせた制度の内容へと進化させてきました。今回の損保部分の改定も、めまぐるしく変化する中小企業をとりまくリスクに対応するために開発されたものです。今後も会員企業さまを始めとして、中小企業の皆さまのお役に立てるよう、さまざまな商品を開発・提供し、『最高の安心』と『最大の満足』をお届けしてまいります。」

また、今回の損害保険部分の改定にあたり、AIG損保の代表取締役社長 兼 CEOのケネス・ライリーは次のように述べています。「AIG損保は大同生命と共に、日本経済を支える中小企業経営者や役員の皆さまのリスクマネジメントを、いち早く提唱し支援してまいりました。パンデミックや会社法の改正、パワハラ防止法の施行など、企業を取り巻くリスク環境が変化する中で、中小企業もあらゆる角度からの備えが必要となってきています。中小企業経営者の皆さまのパートナーとして、環境の変化に合わせた商品を今後も提供してまいります。」

大同生命とAIG損保は、これまでも中小企業を中心とする法人向けに、さまざまな保険商品・サービスによるリスク・ソリューションを提供してきました。今後も蓄積されたノウハウと知見を活かし、より価値のある新商品・サービスの実現を進めてまいります。

*1 AIG損保調べ