2018年8月3日
食品等事業者を対象にした新サービスをリリース HACCP手法による衛生管理簡易診断サービス「HACCP-RAS」 ~2020年の制度化に向けて、中小規模の事業者をサポート~ AIG General Releases New Service for Food Related Businesses "HACCP-RAS"– diagnostic service for hygiene management based on the HACCP system
AIG損害保険株式会社(以下、AIG損保)は、食品等事業者に向けたHACCP手法による衛生管理簡易診断サービス「HACCP-RAS(ハサップ・ラス)」の提供を開始します。
- 2020年にHACCP(国際的な食品衛生管理システム基準)に沿った衛生管理が日本でも義務付けられる予定。
- 原則として、中小規模の事業者を含む全食品等事業者が対象。
- AIG損保は中小規模の事業者をサポートするサービスを提供。
- 20の設問への回答内容を、「衛生教育」「製造環境」「仕組みづくり」の3つの観点で点数化し、総合評価を3段階で示した報告書を作成。
本年6月に通常国会で成立した改正食品衛生法により、2020年には、原則として、すべての食品等事業者にHACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)と呼ばれる国際的な食品衛生管理システムに沿った衛生管理が義務付けられることになり、中小規模の事業者にとっても新たな課題とされています。中小規模の飲食店経営者・責任者を対象にした調査でも、HACCPの導入についての詳しい情報を把握している飲食店は多くないことが確認されています※。
「HACCP-RAS」は、設問への回答から衛生管理の整備・運用状況を無償で簡易診断するサービスです。食品衛生管理の専門家である株式会社フーズデザインの加藤 光夫 氏の監修を受けて開発しており、最短即日で診断結果を示し、現状の衛生管理状況やアドバイスなどをまとめた報告書をお渡しします。
「ACTIVE CARE」*という事業戦略コンセプトのもと、リスクコンサルティングサービスに力を入れているAIG損保は、本サービスを通じて中小規模の食品等事業者をサポートしていきます。
なおAIG損保は、これまでも“リスク・アセスメント・ツール”として、中小規模の事業者向けに事業継続リスクについて診断する「BCP診断アプリ」を提供しており、今回「HACCP-RAS」が追加されました。今後、さらに新たなツールを導入しながらリスクコンサルティングに活用していきます。
- AIG損保調べ(2018年7月) 別紙の参考資料もご覧ください。
■HACCP-RASについて
概要
AIG損保の保険商品を取り扱う保険代理店を通じて、リスクマネジメントサービスの一環として無償で提供します。
- 食品衛生の管理に関する自社の状況について、オンラインまたは用紙で、20の設問に回答いただきます。(製造業向け・飲食店向けの2種類の診断を用意しています。)
- 回答内容を、衛生教育、製造環境、仕組みづくりの3つの観点で点数化し、総合的な衛生管理の整備・運用状況をA~Cの3段階で診断します。
- AIGの保険代理店から最短即日で、HACCPシステムと照らし合わせた現在の衛生管理状況および次に行うべきステップなどのポイントをまとめた報告書をお渡しします。
AIG損保は、2018年8月28日(火)~30日(木)に東京ビッグサイトで開催される「外食ビジネスウィーク」にブース出展し、「HACCP-RAS」の展示・デモンストレーションを行います。ぜひお立ち寄りください。
*【「ACTIVE CARE」(アクティブ・ケア)について】
「ACTIVE CARE」は、日本におけるAIGグループの固有かつ統一の事業戦略コンセプトです。「ACTIVE CARE」は、次の3つの要素で構成されています。
- シンプルで分かりやすい。
私たちが提供する商品とサービスについて、お客さまの目線に立ってシンプルに分かりやすくお伝えします。
- リスク情報を事前に。
万一のときだけでなく、事故や損害を未然に防ぐ支援をします。
- AIGならではの先進性。
先進的なテクノロジー、グローバルで蓄積されたノウハウ、そして国内市場に 関する深い知見を活かしてイノベーションを起こし続け、お客さまにとって最も価値のある保険会社を目指します。