■2024年度は、お金に関する知識を学ぶチャンスかも
2024年度は「金融経済教育元年」となるかもしれません。お金について学ぶチャンスが増えるということです。
政府の掲げる資産所得倍増プランは、NISA制度の拡充(2024年1月から実施)などが有名ですが、こうした制度を上手に国民が活用していくための知識力アップも課題としています。
「資産所得倍増プラン 第五の柱:安定的な資産形成の重要性を浸透させていくための金融経済教育の充実」
今まで、お金のことを学ぶときの接点として、金融機関をイメージすることが多かったかもしれませんが、教育チャネルを増やしていくことで、中立的・客観的なお金の知識を体系的に学べるようにしていきたいというのがねらいのひとつです。
2024年度には金融経済教育推進機構という団体が設置され、各種取り組みが充実していくことになっています。
出典:内閣官房「資産所得倍増プラン」
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/pdf/dabiplan2022.pdf